父が教えるサラリーマンの極意

サラリーマン歴45年の父。自分が子供の頃は、当たり前に平社員だったのだが、勤めあげていつの間にやら、1兆円企業の社長になっていた。

昨日は父と、初めて二人で晩御飯に。いわく、

現場にいる時は、とにかく部下を守るべし。一期や二期、数字が行かなくても、頭をかいておけばいい。

本社にいる時は、上司の身になって考えるべし。上司だって、本当は判断に迷っている。その身になって、考えて、こうするのがいいんじゃないかと提案していると、だんだん頼りにされるようになる。二人きりの時に提案して、みんなの前では上司が考えたことにしておく。そうしていると、いつの間にか、引っ張られる。

言われたことだけをきっちりやるやつは、悪くはないけど、そこまでのやつ。社長に媚びてくるようなやつは、0点。提案してくるやつは、なんだこいつ、と思うけど、気にかかる。

中間管理職は、上司も部下も自分で動かしてれば、楽なもんだ。

と。